60歳で定年退職。会社勤めの方にとっては大きな区切り。
でも、心の奥に「このまま終わりたくない」という声が聞こえませんか？
「再雇用で給料が下がるくらいなら、自分で何か始めた方がいいのではないか」
「このまま会社に残る方が、安心して暮らせるのではないか。」
「長年の経験を、誰かの役に立てたい」
いろんな言葉が聞こえてくるのではないでしょうか?
こんにちは。札幌でWebの仕事をしている白藤沙織です。
私自身、60歳で会社を辞め、悩み、そして個人事業主になると決めて、新しい道を始めることができました。現実的な選択肢のひとつとして、個人事業主になることは、決して派手な挑戦ではなく、「これからの暮らしを安定させるための一つの方法」ではないかと思います。
この記事では、その中で見つけた「個人事業主になることの本当のメリット」をお伝えします。
60歳定年後に、個人事業主になるメリット
「個人事業主」を選ぶ最大のメリットは、きちんと税金を納め、働いているという自覚が持てることです。それが生きがいにもつながります。また、60歳以上の場合は、正式な受給年齢前でも申請すると年金が受け取れます。いざとなったら、年金も活用しつつ働けます。
そして、何よりも法人化するよりもハードルが低いこと。
詳しくは、メリットを書いていきますね。
①「事業ができる」自信と誇りが持てる
定年を迎えても、今まで培ってきた経験とスキル・人脈はそのままあります。
たとえば、営業職として実績を積んできたなら、そのトーク力を生かして引き続き営業代行の仕事ができるかもしれません。
経理や総務畑の人なら、お金や数字に強いスキルを秘書業務に生かすことも可能です。
複数の部署を経験してきた人なら、能力の掛け合わせで独自のサービスを生み出せる可能性も!
しかも、60歳以上の人生経験も豊かなので、トラブルなどの対応力があります。
この信頼感は、長い経験の積み重ねでできたものなので、若い経営者にはない強みになります。
②年齢に縛られない働き方
個人事業主になった日から、言ってみれば自分自身が社長で、定年はありません。
辞めるのも続けるのも自由です。
70歳でも80歳でも、働き方によっては現役でいられます。
「人生のラストステージを、自分で演出できる」貴重な立場です。
③収入を自分で作れるやりがい
自分の努力や頑張りが収入として直接反映される喜びは、雇用されて働く以上のものがあります。
働く量も報酬もぜんぶ自分次第。
「ちょっと本気出したら、現役時代より収入が増えた」ということもあります。
また、年金が受給できる年齢になったら、年金を受け取りながら収入を伸ばしていくこともできます。
あとで詳しく解説しますが、個人事業主には収入で年金が減額される制度が適用されないからです。
④時間も自分で自由に使える
朝の通勤ラッシュ、出なくてもよい会議、「毎週5日・9時から17時の拘束」も、すべて無縁になり、働く時間も場所も、すべて自分で選択できます。
- 平日はのんびり、土日だけ稼働
- 午前中だけ集中して午後は趣味の時間
- お気に入りのカフェで仕事する
そんなライフスタイルも、手に入れることができます。
⑤新しいつながりができる
SNSで発信したり、勉強会に出たりすることで、世代を超えて同じように挑戦している仲間に出会えます。
家の中で「もう誰にも必要とされていない」なんて思わなくていい。
あなたの経験を、必要としている人が必ずいます。
仕事に関係ある文房具、各種ツールの費用などは経費に入れることができるので、レシートや領収書などは保管しておきましょう。
個人事業主の基本の仕組み
個人事業主になる魅力がわかったところで、事務手続きを確認しましょう。
① 開業届
個人事業主は、企業に雇用されずに個人でビジネスをする形のひとつ。
正確には税法上の区分で、個人でビジネスしていることを指しています。
個人事業主になる手続きは比較的簡単。
税務署に「開業届」（正式名称：個人事業の開業・廃業等届出書）を、住んでいる地域の税務所に提出するだけです。実質、準備金など用意する必要はありません。
届出書は税務署にあるほか、国税庁のホームページからダウンロードできます。
開業を決めたら、1か月以内に提出します。
万が一1カ月の期限を過ぎても罰則はありませんが、必ず提出してください。
税務署に「開業届」を出すと個人事業主です。
似たような言葉に「フリーランス」があります。こちらは「働き方」を指す言葉で、「企業に雇われないで、案件ごとに働くこと」です。
「個人事業主」のような、税法上の区分ではありません。
ややこしいのですが、個人事業主としてのフリーランス、法人を設立をしてフリーランスの方もいます。
②確定申告
個人事業主の場合、得た収入は「事業所得」、かかった費用は「経費」と呼びます。
1年に一回、税務署に1年の収支を報告する手続き、つまり「確定申告」が必要です。
この1年（1月〜12月）でいくら売上（事業収入）があって、どれだけ経費がかかったかをまとめて、翌年の2月15日～3月15日の間に申告します。
「経費」にはなにが含まれるの？
経費とは、売上を得るためにかかった費用のことです。
たとえば、下記のようなものがあります。
- 商品やサービスの仕入れ費用
- お仕事に使った自宅の家賃・光熱費（※仕事用と私生活用の割合で分ける＝家事按分）
- 車移動ならガソリン代
- 打ち合わせで使ったカフェ代
- 仕事用のパソコンやスマホ代
- スキルアップのための講座や本代
- 広告宣伝費（SNS広告やチラシ印刷など）
「これは仕事のために使った」と言えるものが対象になります。
税金の考え方
ざっくりまとめると、このような流れで税金が決まります。
- 売上（事業収入）－ 経費 ＝ 事業所得
- そこから、「基礎控除・配偶者控除・医療費控除など（全14種類）」の「所得控除」を差し引く
- 残った金額が、課税される対象（＝課税所得）
この「課税所得」に応じて、払う税金が決まります。
③青色申告と白色申告、どっちを選ぶ?
個人事業主の確定申告には、2つの方法があります。
| 申告の種類 | 特徴 |
|---|---|
| 🤍 白色申告 | カンタンだけど控除は少なめの方法です。 白色申告は手続きの必要がなく、青色申告の手続きをしなければ自動的に白色申告になります。 |
| 💙 青色申告 | ちょっと手間だけど節税メリットが大きい 「所得税の青色申告承認申請書」の届け出が必要です |
どちらを選んでも「正しい確定申告」です。
実は将来の収入アップや節税を考えるなら、「青色申告」を選ぶことがおススメです。
白色申告：とにかくカンタン派におすすめ
開業したばかりで、まだ売上も少ない場合は、こちらを選んでおくこともできます。
収支をノートやエクセルでざっくり管理しておきましょう。
一方で、節税できる控除は青色より少なく、赤字を翌年に繰り越すことができません。
青色申告：本気で働きたい場合に選択
青色申告では、最大65万円の控除を受けることができます。
ただし、複式簿記で記帳をしたり、提出書類も多くなります。
一方で家族に払う給料も「経費」にできる（青色事業専従者給与）、赤字が出ても3年間繰り越しできるなどのメリットもあるので、事業を続けるのなら青色申告をしておく方がよいと思います。
📌注意！青色申告に「届け出」が必要です。
青色申告をするには、開業届とセットで「所得税の青色申告承認申請書」という書類を提出しなければなりません。
提出するタイミング：
開業から2カ月以内（※または、青色申告したい年の3月15日まで）
これを忘れると、自動的に白色申告になってしまうので注意が必要です。
青色申告は「未来の自分へのごほうび」になる選択と思ってね。
最初はちょっとハードル高そうでも、会計ソフトを使えば安心だよ〜！
年金と収入の関係（在職老齢年金 vs 個人事業主）
定年退職後に会社に再雇用されると、「月々の収入がある程度を超えると、年金が減ってしまう」
…そんな仕組みがあるのを知っていますか?
これは「在職老齢年金制度」という制度によるもので、収入の金額によっては、もらえる年金がカットされる場合があります。
「がんばって働いているのに、年金が減るのはちょっと…」
と思いませんでしたか?
でも、個人事業主にはこの制度が「適用されません」。
つまり、会社に雇われずに自分で事業を行っている人（＝個人事業主）であれば、どれだけ収入があっても、支給される年金は減りません。
これは、制度上の違いです。
たとえば…
月5万円の売上でも、年金はそのままで、月15万円、20万円と少しずつ収入が増えても、年金には影響ありません。
つまり、個人事業主は年金を受け取りながら、必要な分だけ自分で稼ぐことができます。
- 体調や生活スタイルに合わせて仕事量を調整できる
- 少しずつ収入を増やしていける
- 年金に頼り切らずに、自立した暮らしを目指せる
年金を減らさず、生活に必要な収入を自分でコントロールする。
それは、無理なく続けるための「現実的な働き方」とも言えます。
個人事業主のデメリットと対策
ここまでよいことを書いてきましたが、当然個人事業主のデメリットもあります。
①収入が月によって変動する
会社勤めのときのように、毎月決まったお給料がもらえるわけではありません。
受注できないと当然収入はありませんし、仕事の量やタイミングによって収入が月ごとに変わることもあります。
② 健康保険や年金は「自己負担」
会社を退職した後も、最長2年間は元の会社の健康保険に加入していられます。もしくは、国民健康保険に加入します。
会社員時代は1/2を会社が負担してくれましたが、個人事業主は全額負担になります。
なお、60歳で退職して個人事業主になった場合、厚生年金は加入できません。国民年金も、誕生月を過ぎると満了になります。
年金の支給開始時期は、年金事務所で確認してくださいね。
③ 体調を崩すと収入が止まる
個人事業主には、「病気で休んだときの保障」がほとんどありません。
働けなければ、その月の収入がゼロになることもあります。
睡眠や食事のバランスに気を配ったり、好きなことを適度に取り入れながら、過ごしましよう。
④ 孤独になりやすい
会社を離れると、人との関わりが減ってしまい寂しいという声もあります。
とくに一人暮らしだとほとんど誰とも話さない日も多くなって、気分が落ち込んでいくこともありますね。
今は生成AIに悩みを聞いてもらう方法もいいよね。
⑤ 手続きやお金の管理もすべて自分で
営業活動も自分、仕事のスケジュールを組むのも自分です。また、どんなに忙しくても、確定申告、請求書、経費の整理…など、誰もやってくれません。
必要に応じて税理士さんに一部サポートしてもらうのもいいね！
個人事業主としてスタート 90日の行動計画
個人事業主のメリットとデメリットはわかった。
では、どうしたら個人事業主としてやっていけるの?って思った方もいるでしょう。
まずは最初の90日間ですることを上げてみました。
私もこの手順で行動中です。
| 期間 | ステップ内容 | チェック欄 | メモ欄 （ひとこと・気づきなど） |
|---|---|---|---|
| 1〜10日目 | 自分の棚卸しをして「できること」を書き出す | ☐ | 例：昔の仕事を思い出してワクワクした |
| 11〜15日目 | 屋号・名刺・メールアドレスなどを準備する | ☐ | 例：屋号を決めるのに迷ったけれど、準備は楽しい |
| 16〜20日目 | 開業届と青色申告承認申請を提出（紙 or ネット） | ☐ | 例：緊張したけれど、意外に簡単にできた |
| 21〜30日目 | 営業活動本格始動! SNSまたはブログで「開業ストーリー」を発信 |
☐ | 例：noteに起業日記を書くことにした |
| 31〜40日目 | サービスのお試しメニューを作って、紹介文を書いてみる | ☐ | 例：Instagramの見ながら、自分なりに自分の商品を作り上げた。時間はすごくかかった。 |
| 41〜50日目 | モニター募集・1件やってみる | ☐ | 例：お申込みをいただいてうれしかった |
| 51〜60日目 | 感想をもらって、発信に反映させる | ☐ | 例：ひとりだったけど、感想を掲載してOKと言ってくれてうれしい |
| 61〜70日目 | ここまでの振り返りと改善ポイントを整理 | ☐ | 例：時間配分を見直したいと思った |
| 71〜80日目 | 定期メニュー／新しい案内づくり | ☐ | 例：小さくてもいいから、ホームページがあったらいいと思う |
| 81〜90日目 | 「やってよかったこと」「これからやりたいこと」を書く | ☐ | 例：ブログはかいていると楽しくなってきた |
STEP 1：1〜30日目「土台をつくる」準備期間
これまでの仕事、得意なこと、人とのつながり…すべてが自分の財産です。
自分の棚卸しをして「できること」を書き出す
まずは「自分にできること・やりたいこと」を書き出して、見える化してみます。たとえば、下の質問に答えてみて、文字で自分の特徴を理解しましょう。
Q1：どんな仕事をしてきましたか？
（職種・業種・担当した内容などを書き出してみましょう）
Q2：人に「助かった」「ありがとう」と言われた経験は？
→ どんなときに感謝されたか、印象に残っていることは？
Q3：自分が得意だと感じていた業務は？
→ 数字に強い、まとめるのが得意、人の話を聞くのが好き など
Q4：人に教えられること、アドバイスできることは？
→ 例：パソコンの使い方、家計管理、発信サポート など
Q5：「それ、さすが！」と褒められたことは？
Q6：自分では当たり前だけど、他人ができないと感じることは？
Q7：どんな働き方をしたいですか？
☐ 家でゆったり ☐ 人と関わる ☐ 週2日だけなど
Q8：どんな人の役に立てたらうれしいですか？
Q9：「やりがい」を感じる瞬間は？
Q10：相談できる人・助け合える相手はいますか？
Q11：「一緒に何かできそう」と感じる人は？
Q12：過去の職場・趣味・近所などにチャンスが眠っていない？
焦らず、ひとつずつ。
あなたらしい仕事のヒントは、きっとあなたの中にあります。
その中から、これからする仕事を決めます。
屋号・名刺・メールアドレスなどを準備する
個人事業主は、自分で営業活動もして、自分を知ってもらう必要があります。
人に自分と自分の仕事を覚えてもらうために、次のものは用意することをおススメします。
とはいえ、費用も必要になるので、最初は名刺とSNSのアカウントだけは用意しておきましょう。
- 名刺
人に会ったら、必ず自分の名刺を渡す習慣をつけます。
- SNSのアカウント
SNSは無料で仕事の宣伝ができるので、作ることをおススメします。
まずは、XかInstagramを利用するとよいと思います。 - ホームページとブログ
小さくてもよいので、職業の案内するためにホームページとブログは持っておいた方があとと役立ちます。 - 仕事案内用パンフレット
人に会ったら仕事案内の資料を手渡します。何もないより記憶に残ることがあるからです。最初は立派なものでなく、自分で作り家庭用のプリンタで印刷することで十分です。
名刺・ホームページ・パンフレットは、いずれプロに発注することも考えて、いくらくらい必要か収支シミュレーションしておくと、不安がぐっと減りますよ。
必要な書類・届け出を確認する
次は「個人事業主」として名乗る正式な手続きをします。
最初にやるべきことは前述した下記の2点です。
- 開業届（正式名称：個人事業の開業・廃業等届出書）
- 青色申告承認申請書
📌提出していないと、事業に使ったお金を「経費」として申告できないので注意！
📌青色申告承認申請書を出していないと、白色申告になります。
自分を知ってもらう
開業届を出したら、いよいよ活動を始めます。
手始めは、作った名刺を持って、知り合いや過去に一緒に仕事をした人たちに挨拶に行くとよいと思います。
ざっくりでも自分のこれからしたい仕事の話をします。この時点では、仕事を自分で始めるくらいの軽い挨拶でもサクッと帰ってくることでOK。
ビジネスのヒントをもらってくるくらいの軽い気持ちで会いにいきましょう。いきなり、売り込みされると、相手がびっくりしますからね。
また、SNSまたはブログで「開業ストーリー」を発信していきましょう。
「完璧じゃなくていい」ても、「顔出しなし」でも大丈夫です。とにかく知ってもらうことが必要です。
SNSが苦手だなぁ、敷居が高いなぁとこの時点で思うなら、まずは自己紹介のチラシを作ってみるのもよいです。
何らかの形で自分を知ってもらいましょう。
- 自分の強みと言葉を明確にする
- 開業届を出して、新たな出発を意識する
- 発信で「自分の存在」を知ってもらう
STEP 2：31〜60日目「小さく動く」実践フェーズ
サービスを形にする
次に自分のサービスやで商品を言語化します。ステップ2でざっくり考えたことを具体化するイメージです。
「こういうお役に立てますよ」「こういうことができますよ」とひと言える形にまとめてみましょう。
生成AIを使って、何度もやり取りして商品のお試しメニューや単発メニューをブラッシュアップできます。価格は後から調整できるので、とにかくサービスを文章化しましょう。
出来上がったら、SNSやブログで紹介していきます。
「最初の1人」とつながる
商品やサービスが決まったら、いよいよ売る活動を始めます。
まずは知り合いやSNSでつながっている人に、商品やサービスを案内してみてください。
- 「モニター募集中です」と投稿
- 相談してくれた方に提案してみる
すぐに申し込みがこないかもしれません。あきらめずに切り口を変えて発信していきましょう。
在宅ワークをする場合は、クラウドソーシングという発注者とのマッチングサイトに登録することもおススメです。
単価が低くても仕事を請けてみる
最初はどんなに小さくても、どんなに価格が低くても、仕事を請けてみます。
実績を積み上げるため、丁寧に仕事をして信頼を高めていきましょう。
どんな小さな仕事でも、「実際に誰かの役に立てた」という経験が自信につながります。
ただ、最初からどんどん仕事がやってくるということもありません。
思い詰めてしまうと後が続かないので、焦る気持ちも抱えつつ、練習と思ってリラックスしてやってみることがポイントです。
くり返し挑戦することで、自分の改善点もわかります。
お客さんがどのように言っているかで、商品やサービスの説明の仕方を変えたり、売り方を変えることもできます。
- 誰かにサービスを届けてみる
- お客様の感想・反応を得る
- 自分のサービスに手応えを感じてみる
STEP 3：61〜90日目「改善＆広げる」期間
振り返ってブラッシュアップ
60日間活動したあと、振り返りをしてみましょう。
まずは誰にも見せないノートに、ここまでの正直な気持ちを書いて整理しておくとよいです。下記のようなことを書き留めておきましよう。
- 何に時間がかかった？
- どんなときに迷った？
- お客さんの反応は?
- うまくいったこと?
- 改善したいことは？
気持ちが整理できたら、取り組みと気づきをSNSで発信したり、ブログに書くこともおススメです。
同じような道を歩む人の参考になるかもしれないし、そこから仕事が生まれるかもしれません。何でも広報のネタと思っておくとよいですよ!
体験者の声を発信に活かす
最初の仕事が終わったら、できたらお客さんから感想をもらっておきましょう。
実際に体験してくれた方の話は次のステップにつながります。
自分の商品やサービスでモニターを募集するときは、感想をもらって宣伝に使うことを条件に無料で体験してもらうこともひとつの方法です。
- なぜ申し込んでくれたか?
- どんな気持ちで体験してみたか?
- 体験してみて何か変わったことはあるか?
お客さんの感想は実名でなくても大丈夫です。実績があるということが大事で、次の仕事に結びつきます。
次の90日を見据えた計画
90日間がんばったと思います。ここでいったん全体を振り返ってみましょう。商品やサービスは、単価を上げていくために、単発のメニューのほか定期メニューを作っていったり、自分が稼働しなくても売れるような商品を作ることも大切ですね。
また、仕事を長く続けていくために、自分のメンテナンスもしましょう。
- 定期メニュー・セット販売・講座形式の検討
- スケジュール帳に「自分のための時間」を先に確保
- 「次の90日で3件受ける」など、現実的な目標を立てる
- 働き方を調整して、自分らしい形に整える
- 「仕事としてやっています」と言えるようにする
- 次にやりたいことが自然に湧く「土壌」を作る
まとめ : 「年だから」は厳禁! 限界のない未来へ歩いていこう
60歳になると、「定年退職」「老齢年金」など、人生の最終ステージに向かっているんだと思わざるを得ない言葉をよく聞くようになります。
でも、人生が縮小していくと思わなくてもいいんじゃないかと思います。
これからは、「年だから」というのは厳禁!
未来は、引き続きどんどん広がってきます。私も、まだ道の途中です。 だからこそ、この記事を読んでくれたあなたと、一緒に前に進めたらうれしいです。
