活動記録

60歳の人生立て直し、キーボード入力できなきゃ話にならない

「よしっ、ブログとSNSをやってみよう!」
「情報発信して、在宅ワークで生計を立てよう!」
と決めたとしても

「何から手をつけていいのかわからない」という方もいるでしょう。

最重要課題は「キーボード入力がスムーズにできること」です

こんにちは。札幌でWebの仕事をしている白藤沙織 さおりんです。

私はITとWeb業界で長く働いていて、WebやSNS活用の講師もしています。
講師をして思うことは、キーボード入力が第一関門だということです。

キーボードの文字の配列がわからないと、それだけでストレス。
その他の操作を覚えるのがおっくうになってしまいます。

ということは、
逆にタイピングさえスムーズにできれば、文章作成や仕事のスピードが格段に上がるということですね。

最終到達目標は、手書きで文字を書くように、自分の考えたことをキーボードから入力できるようになること。

今回は、パソコンに慣れていない方に、絶対に覚えたほうがいいと思う「キーボード入力の練習のポイント」についてお話しますね。

まずは自分専用のパソコンを準備

パソコンは大切な仕事道具。そして、キーボード入力の練習に専念するのですから、自分専用のパソコンを用意してください。自分の好きな時間に自由に使えるようにするのがポイントです。

機種はWindowsパソコンでも、Macintoshでも何でもよいのです。
できるなら、デスクトップパソコンと大きめなディスプレイを用意することをお勧めしています。

なぜなら、「小さな文字が読みづらいお年頃」の60歳は、文字の読みやすさ=操作のしやすさだからです。

「文字が小さくて読めなくて挫折」なんて笑えないこともあるんですよ。

キーボード入力を笑うものは、キーボード入力に泣く

パソコンを買ったら、次にすることはキーボードの「キーボード入力(タイピング)」の練習です。

極端な話、人差し指一本で入力できます。
でも、これでは時間がかかりすぎる。
文字をスムーズに入力できると、作業効率が大幅に向上します。
もし情報発信して仕事を得たいと思うなら、キーボード入力がスムーズになれば、発信も気軽にできますし、仕事の量を増やしたりできます。

ぜひ、ディスプレイだけ見て文字を入力する「ブラインドタッチ」ができるようになってくださいね!

5本の指をフル活用して入力するために

では、ざっくり基本を解説します。

キーボード入力の基本は、どの指でどの文字を押すのか覚えること。
「ホームポジション」を覚えます。
ホームポジションとは、指を置く位置のことです。
キーボード ホームポジション

💡 キーボードの基本配置

左手の人差し指 → 【F】キーに置きます。
右手の人差し指 → 【J】キーに置きます。
残りの指は、それぞれの横のキーに置いていきましょう。

【参考】
キーボードの正しい指の位置はこの記事を読んでみてください。

https://pcacademy.jp/blindtouch-8#google_vignette

  • キーボードの【F】と【J】キーをよく見ると、小さな突起(ポッチ)があります。そこに人差し指をそれぞれおいてください。
    ホームポジションに自然と指を置くことができます。
  • ホームポジションに指を置き、1文字入力するたびにホームポジションに戻すします。

えーーーっ、めんどくさい。。。

と思う方もいらっしゃいますよね。
そうなんです。
覚えるまでは時間がかかるもの。
そして、地味な作業で飽きます(;^ω^)

くじけそうになるのですが、正しいキーボード入力を覚えて、ブラインドタッチができたら、それだけ多くの発信ができる。仕事がくる。
そう信じて練習してくださいね。

何度も飽きてもよいので、キーボード入力をぜひぜひマスターしてくださいね。

ゲーム感覚で練習しよう

正しい入力方法をマスターするために、キーボード入力用のテキストを使いましょう。

キーボードは見ない、ディスプレイだけ見て入力できるようにしましょう。これを「ブラインドタッチ」と言います。

ステップ1 テキストでひととおりキーボード入力の練習をする

テキストはいろいろあり、本屋さんで気に入ったものを用意してください。
下記はWeb上にあったテキストです。心配事の解消まで丁寧に書かれているので、よかったら参考にしてくださいね。

【初心者必見】タイピング練習たった3つのコツ!~初めてのタイピング練習まとめ~

さて、ざっくりと基本の理論は読んで練習しましょう。
ポチポチと文字入力ができるようになってきたら、「おはよう」とか「ありがとう」など単語を入力してみましょう。

ステップ2 好きな文章を入力してみる

少し入力できるようになったら、好きな本・好きな歌詞などを入力してみてください。小さな子が読む絵本とか、詩集でもよいと思います。文字数も少ないので、完了したという達成感もあります。

ステップ3 キーボード入力サイト(タイピングサイト)で総合練習

仕上げは「キー入力サイト」で、毎日5〜10分練習してみましょう。
練習用のWebサイトでは、まんべんなく文字を入力する練習ができたり、タイピングの時間を計測できたりするので、確実に入力が速くなります。

調べてみると、無料で使えるキー入力のWebサイトはたくさんありました。よかったら利用してみてください。

文字の位置がわかり、スムーズに入力できるようになる、SNSやブログを投稿するとき、文字を探すことに時間がかかったということが少なくなりますよ。

余談 : 私がキー入力を練習していた頃

私が最初にキーボード入力を勉強したのは、大学の英文タイプの授業でした。
※ パソコンではなく、タイプライターというところが古い…。

私は無謀にも、まだキーボード入力を完全マスターする前から、英文の手書きの書類をタイピングするアルバイトをしました。
最初は入力が遅かった私でも、数をこなしていくうちに不自由なく入力できるようになりました。お金をもらえるとモチベーションも品質も上がるものです

ところが、就職先では再びキーボード入力で苦労しました。というのも、英文は打てるけれども、本語入力ができなかったのです。
それで、配属直後は入力の練習ばかりしていました。

プログラムを組める先輩が、オリジナルのキーボード入力ソフトを配布していて、それを使って練習していると、

「ねむい、ねむい、もうつかれた」「はやくかえりたい」

など、クスっと笑える例文があって、それが励みでした。

まとめ|キー入力をマスターして在宅ワークを加速しよう

キーボードの文字を覚え、指が動くようになるのは最初大変かもしれません。
練習すると絶対にマスターできることですから、キーボード入力はマスターしちゃいましょう。

今日からできること

  1. ホームポジションを意識して基礎練習する
  2. 好きな本や歌詞を入力してみる
  3. キーボード入力練習サイトで仕上げをする

文字を書くようにキーボード入力ができれば、それだけ苦手意識はなくなりますよ。

インターネットの世界で、できることが広がっていくので楽しみですね(^_-)-☆